ブラックジャックで使えるカウンティングと呼ばれる必勝法は、場に出たカードを記憶または記録してまだ場に出ていないカードを予測するというものです。
カウンティングの使い方がわかればブラックジャックでもっと有利にプレイを進めることができるので、この記事ではカウンティングについて徹底解説していきます。
この記事を読んだらわかること
✅ブラックジャックで使える『カウンティング』の概要
✅カウンティングの種類(カジュアルシステム、K-Oシステム 他)
✅初心者が知っておきたいカウンティングの基礎知識
目 次
ブラックジャックのルールを簡単におさらい
ブラックジャックの攻略法を見ていく前に、まずはブラックジャックのルールを簡単におさらいしていきましょう。まずは、ブラックジャックのカードの数え方から再確認していきます。
- A:1または11とカウント
- 2~9:そのままカウント
- 10~K:10とカウント
ブラックジャックでは上記の様に数えます。Aだけは「1」と数えても良いですし手札によっては「11」と数えることも可能です。また「J」と「A」が揃えばブラックジャックとなるので高配当の勝利金をゲットできます。
- カードの合計値を21に近づけるよう目指す
- カードの合計値が21を超えたら無条件に負けとなる
- 21を越えない限り、好きなだけカードを引くことが出来る(最大11枚)
- ディーラーは合計値が17を超えるまでは強制的にカードを引く
ブラックジャックのルールは上記の通りです。「21」を目指すかつ「21」を超えないように手札を揃えていくゲームです。その駆け引きにはまるプレイヤーが多く、世界中で愛されているのです。
ブラックジャックのカウンティングとは
ブラックジャックの基本ルールがわかったところで、いよいよブラックジャックのカウンティングについて紹介していきます。カウンティングを学んでいく上で重要な単語が「シュー」です。これはまだ場に出ていない山札のカードのことを指し、説明の中でも何度か出てくるので覚えておいて下さい。
ただカウンティングで1点注意していただきたいのが、記録するタイプのカウンティングは本場カジノでは使用禁止とされていることが多いです。
そして、同じカードゲームであるバカラでもカウンティングは応用することができるので、これからカジノゲームを始めようと思っている人は参考にして下さい。
カウンティングの原理
まず、カウンティングの原理を見ていきましょう。なぜブラックジャックでカウンティングが有効なのかがわかります。
- シューの中身は”人がシャッフルする限り”毎回同じではなく、偏りが発生する
- ブラックジャックは絵札が10として扱われるため、4/13の確率で10のカードが配られる
- 手札の数字によっては、ディーラーのバーストを狙った方が良い場合もある
オンラインカジノのテーブルゲームの場合には偏りがないようにプログラミングされていますが、ライブカジノや本場カジノの場合には人が必ずシャッフルを行っているので、偏りが発生します。それを利用するのがカウンティングです。
カウンティングを行う事で、シューの中にどれくらいトランプが残っているのかを予想できるのでどちらが勝つかを予想することができます。そして、今持っている手札とシューからディーラーのバーストを狙うべきなのかというところまでカウンティングで予想可能です。
カウンティングの方法
カウンティングはとても魅力的な必勝法ですが、使用するデッキ数やプレイする人数によっては1つ1つカウンティングするのは難しいですし、効率的ではありません。そこで、カードを簡単にグループ分けして簡易計算するハイロー方式のカウンティングを紹介します。
カウンティングを行うにあたり、カードを3つのグループに分けます。
- 10,J,Q,K,A → -1
- 7,8,9 → ±0
- 2,3,4,5,6 → +1
そして、出たカードを各数値に当てはめ合計を出します。そして、全ての数値を足していきます。このとき、合計がマイナスになれば10以降の数字がシューから出ていることとなり、逆にプラスとなる場合は10以降の数字がシューに残っていることになります。
カウンティングの例を見てみる
それでは実際のハイロー方式を使用したカウンティングを紹介します。上記はあるブラックジャックの例ですが、それぞれの数字の計算方法を見ていきましょう。
- ディーラー:Q(-1)+J(-1)=-2
- プレイヤー(画面左):8(±0)+3(+1)+10(-1)=±0
- プレイヤー(真ん中):J(-1)+J(-1)=-2
- プレイヤー(画面右):2(+1)+8(±0)+K(-1)=±0
上記の様になります。ディーラーとプレイヤーの合計を出すと-4となります。マイナスが大きくなっているので10以上の数字がシューの中から出ていることがわかります。
実際に10枚のカードのうち6枚が10以上の数字となっており、10以上のカードの方が多いことがわかります。それでは、カウンティング結果をもう少し詳しく解析していきましょう。
カウンティングの結果がマイナスだった場合
先ほども紹介しましたが、今回のようにカウンティング結果がマイナスということは「10」が多く場に出ていることになります。それはすなわち10を引く可能性は少なくなるということです。
そういった面を考慮して自分の手札と相談し、カードを引くかどうか考えることで勝率をアップさせることができます。
カウンティングの結果がプラスだった場合
続いて、カウンティング結果がプラスだった場合は「10」がシューの中に多いということになります。ですので手札によっては強い手役が作りやすくなります。ただし、バーストの可能性もあるということを忘れてはいけません。
ブラックジャックには色々な種類のカウンティングが存在する
カウンティングと一言にまとめられていますが、ハイロー方式があるように実はいくつか種類があります。
- カジュアルシステム
- K-Oシステム
- レッドセブンカウント
- ハイオプトワン
- ハイオプトツー
- ゼン
上記の様な種類があるので、自分に合ったものを探すことも大切です。それではそれぞれの種類を画像を交えながら紹介していきます。
カジュアルシステム
まず紹介するのは一番簡単な攻略法「カジュアルシステム」です。場に出ているカードの数字が「10」以上のものが多いと感じたときは積極的なプレイをし、少ないと感じたときは慎重にプレイを進めます。
今回の例で紹介するゲームの場合、10枚中6枚が「10」以上の数字となっているため、合計値が低い場合は積極的にプレイすればよいということになります。
K-Oシステム
ハイロー方式と少し似ているのがこの「K-Oシステム」です。ハイローシステムでは7、8、9を±0にしていましたが、K-Oシステムでは7までを+1として計算します。すると上記の通りになり合計値は+2になります。
+2以上になる場合には、積極的にベットを行いそれ未満になる場合にはベットは慎重に行って下さい。
レッドセブンカウント
「7」に注目をした攻略方法が「レッドセブンカウント」です。赤色の「7」の場合には+1、黒色の「7」の場合には±0となります。ハイロー方式の応用版となります。
ちなみに、レッドセブンカウントは「シューのデッキ数×-2」が計算のはじまりになります。つまり6デッキなら-12からどれだけ0に近づけるかを計算していき0になったらチャンスだと思って下さい。
ハイオプトワン
続いてハイロー方式とは少し違った数え方とする「ハイオプトワン」です。
- 10,J,Q,K→ -1
- 2,7,8,9,A → ±0
- 3,4,5,6 → +1
今までとは少し違い、2とAを±0としてカウントする方法です。これはAが「1」や「11」とカウントすることを利用した必勝法で、少し難易度が高めです。さらに、カウント値でシューの残り枚数を割り算してあげる「トゥルーカウント」も取り入れるとより精度の高いものが完成します。
ハイオプトツー
カウントをもう少し細分化するのが「ハイオプトツー」です。
- 10,J,Q,K→ -1
- 8,9,A → ±0
- 2,3,6,7 → +1
- 4,5→+2
細分化する理由はカウンティングによる効果を上げるためです。-1を省き-2にすることでより結果がわかりやすくなります。カウンティング結果がマイナス方向に振られるのはシューから10以上が出ている証拠です。先ほどのトゥルーカウントと合わせるとより効果的です。
ゼン
最後に紹介するのが上級者向けの「ゼン」です。他のものとは区分が少し違います。
- 10,J,Q,K,A→ -1
- 8,9→ ±0
- 2,3,7 → +1
- 4,5→+2
大きく4つの区分にわけられており、Aのサイドカウントをなしとするものです。トゥルーカウントは必要となりますので、他のカウンティング方法に慣れてから使用するようにしてください。
オンラインカジノでカウンティングする時に初心者が知っておきたい3つ知識
最後にカウンティングを使用してブラックジャックをプレイする上で知っておきたい基本情報を紹介します。例ではオンラインカジノのベラジョンカジノを利用して紹介します。
①.カウンティングはライブカジノで必ず行う
テーブルゲームはソフトウェアが偏りをなくすためにカードを一枚引くことに乱数調整を行うため、偏りが起こりにくいのが現状です。
ですので、カウンティングを使用するのであれば人間のディーラーがゲーム仕切るライブカジノを使ってカウンティングすることを勧めてしてください。
②.ゲーム開始前にデッキの確認を行っておく
カウンティングを使用する上でデッキ数は重要となります。もちろん、デッキ数に関しては記載されているものなので安心して下さい。また、通常6デッキか8デッキのテーブルが多いです。
8デッキは6デッキに比べると約200カード追加で用意されているので、しっかりカウントをして間違わないようにしてください。
③.初めは数字を記録するだけでOK
カウンティングは慣れるまで、ゲームになかなか集中できないものであるため、最初はゲームに参加せず、数字を記録することに集中してみるのもおすすめです。
PCだと、ブラウザでライブカジノをみながら、メモ帳などに書き込むと効率がいいです。ただし、本場カジノでは使える変えない場合が多いので気をつけて下さい。
⇒ブラックジャックのベーシックストレテジーを解説した記事はこちら
まとめ〜ブラックジャックで遊ぶならベラジョンカジノがおすすめ〜
ブラックジャックにはカウンティングと呼ばれる攻略法があることがわかりました。利用することで勝率をぐっとあげることができるためおすすめです。
そして、ブラックジャックをプレイしたいのであれば無料のデモプレイが楽しめるベラジョンカジノが一番おすすめです。安全性と信頼性も申し分ないので気軽に楽しんで下さい。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅カウンティングには種類がある
✅カウンティングを行う上で知っておきたい3つの情報
✅自分に合ったカウンティングの方法で気軽にプレイ