今回は“ポーカーにおけるブラフの種類と成功させるコツ”を紹介する記事だぜ
という、私みたいな初心者にもわかりやすい内容になっています♪
ポーカーの世界では、嘘やはったりを駆使して対戦相手を騙すテクニックを「ブラフ」と呼びます。
ブラフを成功させることは決して簡単ではありませんが、相手プレイヤーを狙いどおりに騙すことができたときの快感こそポーカーの醍醐味だといっても過言ではありません。
この記事ではブラフの種類やブラフを成功させるためのポイントについてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んだらわかること
✅ブラフの種類
✅ブラフを成功させるためのポイント
目 次
ブラフとは
ポーカーにおけるブラフをひとことで言えば、他のプレイヤーを騙すための嘘です。
ブラフで相手を騙すためには、上手に嘘をつかなければなりません。そして上手に嘘をつくためには、高い演技力とブラフに至るまでの筋道(ストーリー)が重要です。
演技力はいうまでもなく、自然なストーリーを演出するにはポーカーをプレイする中で起き得るさまざまなシチュエーションについて頭に入れておく必要があるため、ブラフを駆使するには少なからぬ経験が不可欠だといえるでしょう。
ブラフの種類
ポーカーにはさまざまなブラフがありますが、大まかにわけると「ピュアブラフ」と「セミブラフ」の2種類に分類することが可能です。
ここではポーカーにおいてポピュラーなブラフの種類について解説していきます。
相手を騙して勝負から降ろす『シチュエーションベット(ブラフ)』
他のプレイヤーをフォールドさせる、つまり相手を勝負から降ろすことを目的としたブラフ全般をシチュエーションベットと呼びます。
テキサスホールデムをはじめとする対人ポーカーでは、自分以外のプレイヤー全員をフォールドさせればハイカードのような非常に弱いハンドでも勝利を収めることが可能です。
また手札を競い合う場面で勝負するプレイヤーの数が少ないほど勝利金を獲得できる確率が高まるため、シチュエーションベットはすべてのブラフの基本にしてポーカーにおけるとても重要なテクニックのひとつだといえるでしょう。
ボタンやカットオフ時に猛威を振るう『ポジションベット(ブラフ)』
名前からもわかるように、ポジションベットはポジション、つまりアクションをおこなう順番を利用したブラフです。
最初に行動するプレイヤーは他のプレイヤーのアクションを見ずにアクションを決定しなければなりませんが、ボタン(行動順がもっとも遅いポジション)やカットオフ(最後から2番目のポジション)など行動順が遅いポジションであれば、他のプレイヤーのアクションを見たうえで自分のアクションを決定することができます。
つまり、情報量の多さが勝率に直結するポーカーではポジションが遅いほど有利になるといえるでしょう。
たとえば、参加プレイヤー全員がコールでプリフロップ(手札が配られた直後のベットラウンド)を1順した後、フロップ(コミュニティカードが3枚オープンされた直後のベットラウンド)で全員がチェック(チップを賭け増しせずにパスするアクション)をしてボタンまでまわってきたとします。
原則としてポーカーにおいてチェックは弱気を意味するアクションです。
チェックしたプレイヤーのハンドはいずれもそれほど強い役ではないと判断できるため、ボタンのプレイヤーがポット(このラウンドのベット総額)と同額程度の大きな金額をベットすれば、勝ち目の薄いプレイヤーは続々とフォールドすると予想できます。
このように、ボタンやカットオフのプレイヤーがポジションの優位性を利用しておこなうブラフをポジションベットと呼びます。
利用できるシチュエーションはかなり限定されてしまいますが、ブラフの中では比較的使いやすい部類に入るので、初心者の方はまずポジションベットから挑戦してみてください。
対初心者に有効な『確認ベット(ブラフ)』
他のプレイヤーの反応を見るためにベットする必要性が薄い場面であえてベットすることを確認ベットと呼びます。
自分がレイズしたときに相手が即答でコールすれば相手が強いハンドをもっていることがわかりますが、相手がしばらく悩んでからコールをした場合には、相手は強いとも弱いともいえない微妙なハンドである可能性が高いといえます。
どんな状況にも動じない経験豊富なポーカープレイヤーの反応を読み取ることは難しいかもしれませんが、経験の浅いプレイヤーなら何らかの反応を示す可能性が高いので、確認ベットは初心者相手には非常に有効な戦略です。
半分ブラフで半分本気『セミブラフ』
セミブラフは本気と嘘が半々で入り混じったブラフです。
具体的にいうと、現時点では相手より弱いがコミュニティカードの内容によっては勝利する可能性が残されている状態でおこなうブラフ全般を指します。
ブラフが「ピュアブラフ」と「セミブラフ」に大別できることは先に述べました。
ピュアブラフやセミブラフといった分類はブラフをおこなうシチュエーションではなく、ブラフであることが相手に見抜かれた場合の勝率の違いで区別しています。
たとえば同じポジションベットでも完全に勝ち目がないハンドでおこなえばピュアブラフとなり、勝ち目が残されているハンドならセミブラフとなります。
ピュアブラフはリスクが大きいので、慣れないうちはセミブラフに留めておくようにしてください。
長期的なプレイで先入観を植え付ける『イメージブラフ』
他のプレイヤーがあなたに対して抱いているイメージを利用したブラフをイメージブラフと呼びます。
たとえば、かなり強いハンドでなければ参加しないプレイヤーと、ハンドの強さにかかわらず積極的に勝負に参加するプレイヤーがいるとします。
前者がブラフをおこなった場合、他のプレイヤーは「この人が強気だということは強いハンドだな」と考える傾向が強いのでブラフだと見抜かれにくいです。
しかし後者の場合には「弱いハンドでも強気に勝負する人だからコールすれば勝てるかもしれない」と他のプレイヤーに思われてしまうため、そもそもブラフが通用しない可能性が高いといえるでしょう。
このように、序盤でタイトなイメージを周囲に植えつけておけば、後半から弱いハンドでガンガン勝負を仕掛けてもブラフだと見抜かれる可能性が低くなります。
イメージブラフはシチュエーションベットと同様にすべてのブラフの基本となる重要なテクニックなので、自分が周囲からどう見えているかを常に意識しながらプレイすることを心がけるようにしてください。
ブラフを成功させるためのポイント
代表的なブラフの種類については理解できたでしょうか。
ここではそれらのブラフの成功率を高めるためのポイントについて解説していきます。
相手の熟練度に合わせてブラフを行う
ポーカーは運の要素こそあるものの初心者と熟練者で実力に大きな開きがあるため、相手の熟練度にあわせて戦略を使いわける必要があります。
それはブラフにおいても同様です。
上級者を相手に初心者向けのブラフを仕掛けてもすぐに見抜かれてしまいますし、逆に初心者を相手に上級者向けのブラフを仕掛けてもこちらの意図が伝わらず、期待したような効果を得ることは難しいかもしれません。
他のプレイヤーをよく観察して、初心者には初心者向けのブラフを、上級者には上級者向けのブラフを仕掛けるように心がけてプレイすれば、ブラフの成功率を高めることが期待できるでしょう。
自分はブラフされないためにポーカーフェイスを貫く
ブラフがポーカーにおける重要なテクニックのひとつであることは先に述べました。重要なテクニックであるということは同時に、多くのプレイヤーが習得しているテクニックであることを意味します。
ブラフは相手を騙すためのテクニックなので、狙ったとおりにブラフを成功させられたとしても、相手のブラフを見抜けないようでは上手なプレイヤーだとはいえません。
ブラフを仕掛けるプレイヤーは騙す相手の、ブラフを仕掛けられた側は自分を騙そうとしているプレイヤーの表情や仕草を見て、相手の真意を読み取ろうとします。
ブラフを成功させるためにはもちろん、相手のブラフにまんまと引っかからないためにも、自分の表情をうまくコントロールしてポーカーフェイスを貫くことが重要です。
予測不可能な行動が勝利に繋がる
優れたポーカープレイヤーはテーブルにいるすべてのプレイヤーの行動や表情、仕草を注意深く観察しています。
他のプレイヤーにアクションの傾向やプレイの癖を見抜かれてしまうと、ブラフが通用しないだけでなく、相手のブラフに引っかかってしまう可能性も高いです。
ランダムなタイミングであえて不可解なプレイをしてみたり、いつもと違ったアクションをとるなどして相手の思考をかき乱すことでブラフが成功しやすくなると共に、相手のブラフに騙されるリスクを軽減することが期待できるでしょう。
まとめ〜ポーカーのブラフをしっかり押さえて試してみよう!〜
ピュアブラフやセミブラフなど、ひとくちにいってもさまざまな種類のブラフがありますが、基本となるポイントを押さえていれば複数のブラフを状況によって使いわけることも難しくありません。
初心者ならまずはポジションの優位性を利用したポジションベットや、他のプレイヤーからの客観的なイメージを利用したイメージブラフから実践してみてください。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅ブラフには大きくわけてピュアブラフとセミブラフの2種類がある
✅ブラフを成功させるにはポーカーフェイスを保つことが重要
✅不可解な行動を織り交ぜて相手の思考をかき乱すことが勝利に繋がる
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