今回はブックメーカーで勝つために必要なハンディキャップについて解説する記事だぜ
ブックメーカーとは、さまざまなスポーツの試合で勝敗や点数の差などを予想し、ベットして的中するとオッズに応じた配当を得られるギャンブルのことです。ここではブックメーカーで使われているハンデキャップについて、種類や基本的なルール、その魅力などを解説していきます。
スポーツベットに興味はあるけれど、ハンディキャップのことがよくわからないという人や、これからスポーツベットをはじめたい人におすすめです。ハンディキャップをしっかり理解すれば、スポーツベットで勝ちをつかめる可能性も高まります。
この記事を読んだらわかること
✅ハンディキャップの種類や基本的なルール
✅ハンディキャップベットの3つの魅力
目 次
ブックメーカーの『ハンディキャップ』とは
ブックメーカーは、スポーツの試合の勝敗やスコアを予想し、ベットして的中させると配当を得られるギャンブルのことです。そこで今回は、使われているハンディキャップの種類や、それぞれの特徴について解説していきます。
ハンディキャップの基本的なルール
スポーツの試合の勝敗に賭けるスポーツベッティングでは、チームの力量の差が勝負の結果につながりやすく、対戦カードによっては賭けが成立しないことも多くあります。そこで、どの組み合わせの試合でも賭けが成立しやすくなるように、弱いチームにはあらかじめ架空の得点をあたえて、力の差がなくなるようにするのがハンディキャップの目的です。
ハンディキャップオッズに賭けたときは、自分がベットしたオッズに付けられている数値（ハンデ）を試合終了時のスコアに反映（加減算）して勝ち負けを判断するのが基本的なルールになっています。オッズ表には、対戦相手のチームにもハンデの数値が記載されているので、慣れるまでどちらを見ればよいのか戸惑いがちです。
自分が賭けたオッズ以外の数値は関係ないということを覚えておきましょう。
試合が始まる前にベットした場合は、試合終了時のスコアにハンデの数値を足し引きして結果を判定していきます。また、試合を見ながらのライブベットもおすすめです。試合の途中でベットした場合は、ベットした時点のスコアを0とし、そこから試合終了までの間に動いた得点にハンデの数値を反映させたものが結果となります。
試合の途中でベットできるライブベットは、その日のチームの状態を見ながらベットできるので、もうひと稼ぎチャレンジしたいときにもおすすめです。
ハンディキャップは2種類に分けられる
ブックメーカーで使われるハンディキャップは、アジアンハンディキャップとヨーロピアンハンディキャップの2種類です。アジアンハンディキャップは、ハンデの数値が0.5刻みでつけられるので、基本的にドローという結果がなく、選択肢は勝ちor負けのどちらかになります。
ハンデが付かないときや整数の場合には、試合の結果によってはドローになる場合もでてきますが、その場合の賭け金は全額返金です。アジアンハンディキャップでは、ハンデが2つ付けられたオッズが採用されることもあり、それに賭けると賭け金は均等に振り分けられ、結果が複数になるので楽しみ方も倍増します。
ヨーロピアンハンディキャップは、ハンデの数値が整数なので、勝ち、負け、ドローの3つの選択肢があり、試合の結果にハンデを加えるとどうなるかを予想してベットします。
アジアンハンディキャップ（Asian Handicap）
アジアンハンディキャップは、インドネシアが発祥で主にアジアの賭博で使われていたハンディキャップです。ブックメーカーがオンライン化されるのと同時に世界中に広まり、サッカーの試合にだけ使われています。アジアンハンディキャップの大きな特徴は、ドロー（引き分け）という選択肢がないことです。
アジアンハンディキャップで付けられるハンデの数値は-2～+2までの0.5刻みになっているので、試合の結果にハンデの数値を加減算すると、必ず勝ちと負けが決まるのでドローがないのです。整数のハンデが付いている場合や、チームに力の差がなくハンデが付いていない場合など、試合の結果によって引き分けになると賭け金は全額返ってきます。
もうひとつの特徴は、ハンデの数値が2つ付いているスプリットまたはツーウェイと呼ばれるオッズがあることです。これに賭けると、賭け金はハンデの数値それぞれに均等に振り分けられ、1つの試合で賭けの結果の組み合わせが複数になるのでより楽しむことができます。
ヨーロピアンハンディキャップ（European Handicap）
ヨーロピアンハンディキャップとは、アジアンハンディキャップと区別するための呼び方で、通常ブックメーカーで「ハンディキャップ」または、「3way（ウェイ）ハンディキャップ」と書かれている場合はこちらのオッズが採用されています。ヨーロピアンハンディキャップのハンデの数値はすべて整数です。
試合の結果にハンデを足し引きして「ホームチームの勝ち」、「アウェイチームの勝ち」、「両チーム引き分け」この3種類のベットパターンの中から選ぶシンプルさが、初心者でもスポーツベットを楽しめる理由です。また、オッズにあるドロー（引き分け）の欄には、試合の結果が何点で終わると的中なのかが書かれてあり、とてもわかりやすくなっています。
試合を観戦しながら賭けに参加できるライブベッティングをすると、より熱く観戦することができます。ブックメーカーを選ぶ時には試合途中でもベットできるかをチェックしておくことがおすすめです。
ヨーロピアンハンディキャップは、サッカーやラグビー、バスケットボール、バレーボール、野球など多くのブックメーカーでスポーツベッティングのオッズに採用されています。
ハンディキャップベットの3つの魅力
チームや選手の力の差が賭けに影響しやすいスポーツベットを、ブックメーカーが提示するハンデを考慮しチームの分析、勝敗の予想など、より楽しいものにするハンデキャップベットの魅力を3つ解説していきます。
勝敗予想よりもブックメーカーの奥深さを味わえる
ハンディキャップベットの魅力は、通常の勝敗予想よりも奥深く試合の流れを予想することができ、限定された条件を的中させるドキドキ感や自身の予想のスキルアップの達成感です。自分がベットしたい試合がどのように展開していくのか、チームの実力の差や、その時々で変化する条件などをもとに分析し熟考を重ねる思考の楽しみを味わえます。
最適なハンデの数値を選んでベットし、見事に的中させた時には、高揚感に包まれることでしょう。
試合によっては単純な勝敗予想よりも多くの利益を見込める
ハンディキャップベットの魅力は、単純な勝敗予想よりも配当倍率が高いことが多く的中させた時により多くの利益を見込めることです。単純に試合の勝ち敗けを当てるだけでなく、何点の差でその試合が決着するのかを的中させるリスクの分だけ配当倍率も高くなり、勝った時の利益は多くなります。
対戦カードのチーム間に明らかな力の差がある場合には、ハンデキャップベットがおすすめです。
応援ベットの盛り上がりを加速させる
応援ベットとは、自分が好きなチームや気になっているチームにベットすることです。普通に応援するよりも、チームが勝った時の喜びは増し、応援にも一層の力が入ります。好きなチームが勝てた喜びと、配当を手にできる喜びの両方が一度に訪れることも応援ベットならではの楽しみ方です。
ハンデの差を踏まえて、試合の流れを分析し、適切なハンデを予想することができれば、仮に好きなチームが試合で負けてしまっても、賭けには勝つことができます。配当が得られれば、推しチームが負けてしまった悲しみも賭けに勝てた喜びで軽減されるのも応援ベットならではです。
まずは、Jリーグの推しチームで応援ベットの楽しみを味わってみてはいかがでしょう。海外リーグよりも各チームの情報がたくさん入ってくるので、推測しやすいのでおすすめです。
⇒応援ベットに最適なJリーグベッティングの魅力を紹介した記事はこちら
まとめ〜ブックメーカーのハンディキャップを理解してベッティングを楽しもう！〜
ブックメーカーのハンディキャップは、種類やそれぞれの特徴をきちんと理解して使うと、勝ちも積みやすくなり、スポーツベットをより奥深く楽しむことができます。運任せに勝敗のみを予想するよりも、対戦チームとの力の差や変化する条件によって試合の展開を予想したほうが思考の楽しみも味わえるハンディキャップベッティングがおすすめです。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅ハンディキャップの種類と特徴
✅アジアンハンディキャップについて
✅ヨーロピアンハンディキャップについて
✅ハンディキャップベッティングの魅力
