いざバカラをプレイして勝ったとしても資金が増えず頭を悩ませる人もいるでしょう。それは、ハウスエッジ(控除率)が大きな影響を与えています。
バカラをはじめ、カジノゲームにはハウスエッジ(控除率)と呼ばれるものが設定されており、これを知らないと損する割合が増加します。そこで今回は、バカラのハウスエッジ(控除率)をわかりやすく解説していきます。
この記事を読んだらわかること
✅バカラで勝てる確率は?
✅バカラの確率を利用した必勝法
✅バカラの確率論を元にした戦略
目 次
バカラの控除率(ハウスエッジ)とは?
バカラはプレイヤーとバンカーのどちらが「9」に近い数字を作ることができるかに予想してベットするゲームです。
そして、バカラを提供するカジノは運営を続けるために費用が必要になります。それがハウスエッジ(控除率)として設定されています。つまり、ギャンブルを運営するために胴元が受け取っている取り分です。そしてバカラに限った話ではなくカジノゲームであれば全てに当てはまります。
つまり、知らずにプレイしていると中々勝てない原因に繋がったり、搾取されるだけになってしまったりと結果的に損してしまうのでしっかりと覚えておきましょう。
そして、ハウスエッジが低ければ低いほどプレイヤーに還元される金額(還元率)が高くなります。ですので、ゲームを選ぶときはハウスエッジが低いものを選択するのがおすすめです。
バカラの基本的なハウスエッジ
バカラは、基本的にハウスエッジが他のゲームよりも低く設定されているため、還元率は高めです。デッキ数ごとにプレイヤーが勝利した場合、バンカーが勝利した場合、タイの場合のハウスエッジをそれぞれ見てみましょう。
8デッキの場合 | 🔘バンカーにベットした場合 1.06% 🔘プレイヤーにベットした場合 1.24% 🔘タイにベットした場合 14.36% |
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6デッキの場合 | 🔘バンカーにベットした場合 1.06% 🔘プレイヤーにベットした場合 1.24% 🔘タイにベットした場合 14.44% |
1デッキの場合 | 🔘バンカーにベットした場合 1.01% 🔘プレイヤーにベットした場合 1.29% 🔘タイにベットした場合 15.75% |
使うデッキの数で少しずつハウスエッジに違いがでるものの、大した差は感じられません。ちなみに、ハウスエッジを出す計算式は以下の通りです。
(賭け金 – 期待値)/賭け金×100
例えば8デッキでプレイヤーにかけた時の期待値は、98.76%となるので、それを計算式に当てはめてみます。
(100 – 98.76)/100×100=1.24%
上記のようになるため、8デッキでプレイヤーが勝つことにベットした場合のバカラのハウスエッジは1.24%となります。
他のギャンブルやゲームとハウスエッジを比べた場合
長期プレイすると結果的に損するシステムなのかとがっかりするかもしれませんが、他のギャンブルのハウスエッジと比較するとその差は明らかです。
ギャンブル名 | ハウスエッジ |
---|---|
宝くじ | 50%以上 |
競馬・競艇 | 20~25% |
パチンコ・パチスロ | 7~10% |
バカラ | 1~15% |
上記の様になります。私たちが日常的に触れるギャンブルはハウスエッジが高いので還元率は低いです。詳しい還元率については別記事で解説しています。
⇒カジノゲームの還元率(控除率)についてはこちら
バカラで勝つ確率
そもそも、バカラってどれくらいの確率で勝てるものなのか気になりませんか?ここでは、どれくらいの確率でバカラに勝つことができるのかを紹介します。
プレイヤー・バンカー・タイ(引き分け)のそれぞれの確率
まず、プレイヤー、バンカー、タイでそれぞれ勝利する確率は以下のようになります。
- プレイヤー(PLAYER)が勝つ確率:約44.62%
- バンカー(BANKER)が勝つ確率:約45.86%
- タイ (TIE)になる確率:9.52%
バンカーの方が勝ちやすいと言われているのはこの数パーセントの差で言われていることがわかります。ちなみに、バンカーの方が微妙に勝ちやすいと言われている理由に関しては後述いたします。
タイ(引き分け)・ペアのそれぞれの確率
マカオ・カジノのローカルルールではプレイヤー、バンカー、タイ、以外にペアが用意されています。それぞれの確率は以下のようになります。
- タイ:14.36%
- バンカー・ペア:10.36%
- プレイヤーペア:10.36%
マカオのルールにある賭け方ではありますが、タイで勝てる確率が通常のバカラとは違うことがわかります。
バカラの配当
バカラの配当はタイやペア以外は基本的に同じです。
- プレイヤー(PLAYER) :2倍
- バンカー(BANKER):1.95倍
- タイ (TIE):9倍(カジノによって変動)
プレイヤーとバンカーを比較するとプレイヤーでベットした方が得になっています。これは、バンカー側にはコミッション(手数料)がついているからです。
ノーコミッションバカラの場合はこの割合ではなく純粋な勝利金をゲットできる代わりに、バンカーがスーパー「6」で勝利すると配当が半分になってしまうので注意が必要です。
バカラの確率論を考慮した3つの戦略
バカラには勝率が決まっているように、確率から逆算して有効な戦略も存在します。
ここではそんな確率論を『必勝法』として紹介していきます。
タイ(引き分け)・ペアには基本的に賭けない
確率論から見た場合、タイのハウスエッジの割合は高く14%を超えることは先ほど紹介した通りです。また、ペアのハウスエッジも10%と高めに設定されているため、賭けると確率的に損をする可能性があります。
- タイ:8倍
- ペア:11倍
上記の様にタイやペアは当たれば配当金が高くなるため選びがちですが、勝利のためにはあまり選ばないことをおすすめします。
迷ったら一番勝率の高いバンカーに賭ける
あくまで確率論から見た場合に限りますが、バンカーとプレイヤーの勝率では1%以上の開きがあります。その背景にはバンカーはプレイヤーのあとにハンドするというゲームの流れがあるからなのです。つまり、相手のカードを見てからプレイできるので若干有利になります。
確率論だけで見ると1%以上の勝率の開きがあるので、バンカーに賭けた方が有利になるのです。
確率はあくまで目安であることを認識する
今回紹介したバカラのハウスエッジや勝率はあくまで目安であり、確実なものではありません。
ここで覚えておきたいのが「大数の法則」です。カジノゲームの還元率は高いものの、何百回、何千回とプレイしていると収支が還元率に近づきます。
例えば、還元率が93%のものだった場合、100万円賭けると結果的に93万円しか手元に残らないという計算になります。つまり、負けているのです。さらに残った93万円を元手に、負けを取り戻そうと賭ければ賭けるほど0に近づいてしまうわけです。
したがって、勝っているからといってどんどんプレイするのはやめましょう。基本的にどれくらいベットするのかを決めておくのがおすすめです。
まとめ〜バカラで遊ぶならベラジョンカジノがおすすめ〜
バカラで「最初は勝てていたのに最終的には負けてしまっていた」と感じるのであればハウスエッジ(控除率)についての理解が深まっていない証拠かもしれません。これを機にハウスエッジへの理解を深めてプレイにいかしてください。
また、バカラは勝率から逆算した必勝法もありますので、勝てないと思うときはぜひ実践に生かしてみてください。覚えているだけでぐっと勝率があがります。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅勝率からある程度逆算した勝率法がある
✅タイとペアは配当が高いが損する確率も高い