この記事を読んだらわかること
✅賭け方が複雑なのでメモとペンを用意する必要がある
✅ディーラーのいないオンラインカジノでは使いやすい賭け方
✅連敗しても賭け金が大きくなりすぎない点がメリット
✅連勝しなければ大きな利益にはつながらず、大きく稼ぎづらい点がデメリット
✅コツコツ長時間遊びたい人、メモとペンを使って冷静にプレイしたい人におすすめ
✅モンテカルロ法の検証結果
✅ギャンブルで負けてしまう際の例
目 次
【使い方】少ない勝ち数で利益を生み出す『モンテカルロ法』
前述したようにモンテカルロ法は少ない勝利数で利益を出すという賭け方です。有名な必勝法の一つで、配当が2倍になるゲーム、3倍になるゲームどちらでも使用できます。
3倍になるゲームの方が利益が出しやすいのが特徴ですが、賭け方が少し複雑なのでメモとペンの用意が必須です。
では実際に賭け方やメリット・デメリットなどを見ていきましょう。
モンテカルロ法を図解でわかりやすく説明してみた
まずはモンテカルロ法の賭け方を図を使いながら紹介していきます。
まずはメモに「1、2、3」という数字を書き、両端の数字「1、3」の合計「4」をベットします(1ドル単位なら4ドル、5ドル単位なら20ドルをベットする)。
ゲームに負けた場合はメモの「1、2、3」の横に前回賭けた金額「4」を加え「1、2、3、4」とし、再び両端の数字「1、4」の合計「5」をベットします。
負けるたびに賭けた金額をメモに書き足していくので、連敗すればするほど数字の列は長くなっていくということです。
詳細は後述しますが、勝った場合の賭け方はゲームの配当が2倍か3倍かによってやり方が異なります。
モンテカルロ法の魅力と派生方法
モンテカルロ法は上述したようにメモが必要になる少し複雑な賭け方ですが、ディーラーがいないオンラインカジノでは気兼ねなく使えるというのが魅力です。
また、ゲームに勝った場合は配当が2倍か3倍かによって賭け方が分かれます。
2倍配当のゲームで勝った場合はメモにある両端の数字を削除します。そして2番目の両端の数字を合計した金額をベットします。
例えば1、2ゲーム目を連敗し、3ゲーム目で勝った場合、メモの数字は「1、2、3、4、5」となるので、4ゲーム目のベット金額は「2、4」の合計である「6」です。
4ゲーム目も勝利した場合は「2、4」も削除しますが、この場合は残りが「3」だけになるので、ここで1サイクルが終了となり5ゲーム目からは最初の「1、2、3」からやり直します。
1ゲーム目で勝利した場合も同様に次は「1、2、3」からスタートになるので2ゲーム目は「4」を賭けて下さい。
3倍配当の場合は勝った時点で両端から2つずつ数字を削除し、残った両端の数字の合計をベットしていきます。
両端から2つずつ削除する以外は2倍配当のゲームと同じ賭け方です。
モンテカルロ法のメリット
続いてモンテカルロ法のメリットについて紹介をしていきます。
- 3倍配当であれば1サイクル終了時に必ず利益が出る
- 連敗時の賭け金が大きくなりにくい
- 理論に沿った賭け方なので落ち着いたプレイができる
最大のメリットは3倍ゲームであれば1サイクルが終了した時点で必ずメリットが出るという点です。
また、マーチンゲール法とは違い連敗しても賭け金が急激に大きくならず、メモを使って理論的に賭けていく方法なので無茶なベットをするといったリスクも軽減できます。
モンテカルロ法のデメリット
逆にこの方法のデメリットは以下のようになります。
- 利益を出すためには連勝することが絶対条件
- 大きな利益をだしにくい
- 連敗して数列が増えると1サイクル終了までに時間がかかる
利益を出すためには連勝することが不可欠ですが、連勝が続く可能性はあまり高くないので大きな利益を出す目的では有効な方法とは言えません。
また、最低限の利益を出すためには1サイクルを終了させる必要がありますが、最初に連敗すると数列が長くなりすぎるので時間がかかりすぎるというのが難点です。
モンテカルロ法はこんな人にオススメ
モンテカルロ法のメリット・デメリットを紹介しましたが、この方法が向いているのは以下のような人です。
- 長時間コツコツ遊びたい人
- メモを取りながら冷静なベッティングがしたい人
この方法は大きな利益が出しにくい分、大きな損失を防げる賭け方でもあるので、軍資金を節約しつつ長く遊びたい人に適していると言えます。
また、メモを取りながら手順に沿って進めていく必要があるので、大雑把な賭け方をせずに冷静にベッティングしたい人にもおすすめです。
【検証】実際に必勝法『モンテカルロ法』を試してみた
ここまでモンテカルロ法に関する情報を紹介してきましたが、実際に使用するとどういう結果になるのか気になる人もいると思います。
なので、実際にオンラインカジノでモンテカルロ法を用いた場合の結果を検証してみました。
今回はルーレットで検証してみた
今回はルーレットの”ダズンorコラム”という配当が3倍になるオッズで検証をしました。このオッズは出目が図の青色かオレンジの枠内で囲われた中にあるかどうかを予想する賭け方です。
賭け方はベット金額を1ドル単位、オッズは全て左の青枠[1-12]を選択して賭けました。
■1〜4ゲーム目 4→5→6→7ベット 負け
メモの数字[123]→[1234]→[12345]→[123456]
1〜4ゲーム目までは連敗をしてしまったので賭け金も1ドルずつ増えていき、5ゲーム目では8ドルをベットすることになります。
■5、6ゲーム目 8ベット 勝ち
メモの数字[1234567]→[345]→[ – ]1サイクル終了
4連敗後の5、6ゲーム目は見事勝利を収め、メモの数字も全てなくなったので、これで1サイクル終了です。この時点で22ドル費やし、32ドルのプラスとなっているので終始合計は+10ドルです
■7〜9ゲーム目 4→5→6ベット 負け
メモの数字[123]→[1234]→[12345]
無事1サイクル終了しましたが、そこから3連敗をしてしまい収支合計は-5ドルとなってしまいました。次のラストゲームでは7ドルをベットします。
■10ゲーム目 7ベット 勝ち
メモの数字[123456]
最後のゲームは勝利することができました。これで最終的な収支合計は+9ドルとなります。細かい結果は以下の表でまとめているので確認してみて下さい。
ゲーム数 | 勝敗 | ベット金額 | 収支合計 | 数列 | ゲーム後の数列 | 次回ベット金額 |
1 | 負け | 4ドル | -4ドル | 123 | 1234 | 5ドル |
2 | 負け | 5ドル | -9ドル | 1234 | 12345 | 6ドル |
3 | 負け | 6ドル | -15ドル | 12345 | 123456 | 7ドル |
4 | 負け | 7ドル | -22ドル | 123456 | 1234567 | 8ドル |
5 | 勝ち | 8ドル | -6ドル | 1234567 | 345 | 8ドル |
6 | 勝ち | 8ドル | +10ドル | 345 | – | 4ドル |
7 | 負け | 4ドル | +6ドル | 123 | 1234 | 5ドル |
8 | 負け | 5ドル | +1ドル | 1234 | 12345 | 6ドル |
9 | 負け | 6ドル | -5ドル | 12345 | 123456 | 7ドル |
10 | 勝ち | 7ドル | +9ドル | 123456 | 345 | 8ドル |
検証の結果、1サイクルが終了すると利益が出ることが確認できた他、最初に多少利益が出ていればその後に連敗が続いても利益が出る可能性が高い事がわかりました。
【勝率UP !】必勝法を使う前に知っておきたい基本的な知識
ここまでモンテカルロ法についての紹介をしてきましたが、ギャンブルで勝率を上げるためには他にも気をつけるべき基本知識があります。
ここでは基本知識の中でも重要な期待値(還元率)について紹介をしていきます。
ギャンブルの簡単な期待値の目安
期待値とはギャンブルにおける勝ちやすさを数値化したもので、プレイヤーの勝率に大きく関わります。
還元率という呼び方もありますが、ギャンブルでは胴元が売上の一部を手数料として差し引くため、プレイヤーに還元される配当は基本的に100%を超えることはありません(ゲームによっては100%を超えるものもあります)。
つまり、期待値が高ければ高いほどプレイヤーにとっては有利となります。実際のギャンブルごとの期待値を表にしてみたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ギャンブルの種類 | 期待値(還元率) |
宝くじ・ロト6 | 45% |
競馬・競輪 | 65% |
パチンコ・パチスロ | 80% |
ルーレット | 94〜97.2% |
ブラックジャック | 95〜102% |
勝てる方法は存在しないが負ける方法はたくさんある
ギャンブルにおける必勝法は存在しませんが、逆に負ける法則というのは世の中にたくさんあります。
こうした法則を知っておくだけでもギャンブルでの勝率を高めることに繋がるので、例をいくつか紹介していきます。
【負けの法則1】賭ければ賭けるほど0に近くなる『大数の法則』
大数の法則は回数を重ねれば重ねるほど平均値に近づいていくというものです。
例えばコインの裏表を当てるゲームで最初はどちらかに偏ったとしても、回数を重ねると双方の出る確率は限りなく50%ずつに近づきます。
ギャンブルも同様で、一時的に大勝ちしたとしても長くゲームを続けることで、そのゲームも期待値に近づいていくので、最終的に収益は最初の軍資金よりもマイナスになってしまいます。
なので、あまり長々引っ張らずに適度なところで止めることが重要です。
【負けの法則2】一点狙いで軍資金をすぐに失う『全額ベット』
コツコツ賭けることが苦手な人や一発逆転を狙おうという人がやりがちなのが全額ベットです。
全額をベットすることで、当たれば一気に資金を増やすことができますが、負ければ全てを失ってしまいます。
たとえ1度予想が的中しても、次も勝てるのではという期待から止められなくなり、全てを失ってしまうケースもあるので、この方法は避ける方がよいでしょう。
【負けの法則3】負けているのに賭け続ける『止められない衝動』
法則というよりも中毒性に近いものですが、ギャンブルで負けてしまう人の大半は止め時を見失うことが原因です。
たとえ大勝ちしていても止め時を見誤ると利益は少なくなりますし、逆に負けている時は損失を大きくしてしまうこともあります。
避けるためには最初に勝った場合と負けた場合のボーダーラインを設定し、そこに達したらすぐに止めるという癖をつけるしかありません。
【結論】モンテカルロ法を上手く活用してオンラインカジノで確実に勝利を掴もう!
モンテカルロ法はメモとペンが必要になる少し複雑な賭け方ですが、配当が2倍、3倍のゲームに活用できる汎用性の高い必勝法です。
大きな利益を出すのには不向きですが、大きな損失を減らし長時間プレイをするのに適しています。
ディーラーのいないオンラインカジノとの相性もよいので、ぜひやり方をマスターしてギャンブルの勝率を高めてみて下さい。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅配当倍率が2倍になるゲーム、3倍になるゲームどちらにも有効
✅3倍のゲームだと1サイクルすれば必ず利益がでる
✅連敗しても急激に軍資金が減ることがない
✅大きな利益は出しづらい点がデメリット
✅モンテカルロ法の検証結果
✅ギャンブルで負けてしまう法則
✅各ギャンブルごとの期待値
✅負けないためには引き際を見極めることが重要