今回はルーレットを有利に進める基礎知識のひとつ、「ハウスエッジ」を紹介する記事だぜ。
この記事を読んだらわかること
✅ルーレットと他のギャンブルとのハウスエッジの違いについて
✅ルーレットにおけるベッティングの種類について
✅ルーレットの必勝法や確率論について
目 次
ルーレットの控除率(ハウスエッジ)とは?
冒頭でも軽く触れたように、ハウスエッジ(控除率)とは、カジノが運営する胴元が運営の管理と維持のために賭け金から徴収している取り分のことです。カジノを運営するのは民間企業であり、売り上げを出さないと運営自体が成り立たなくなってしまいます。
ハウスエッジは、(賭け金 – 期待値)/賭け金×100で計算することができ、期待値は確率×配当で計算できます。ここで気を付けたいのが、アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットでハウスエッジが異なるということです。
基本的にルールは同じですが、アメリカンルーレットにのみ「00」のポケットが存在します。そのため、例えばヨーロピアンルーレットで赤黒賭けを$100で行うと
- 期待値:(18/37)×200=97.2%
- ハウスエッジ:(100-97.2%)/100×100=2.8%
となります。一方、アメリカンルーレットで同様の賭けを行うと
- 期待値:(18/38)×200=94.6%
- ハウスエッジ:(100-94.6%)/100×100=5.4%
と、ヨーロピアンルーレットとは異なるハウスエッジが算出されます。
他のギャンブルやゲームとハウスエッジを比べた場合
ほかのギャンブルのハウスエッジを見てみますと、例えば公営ギャンブルである競馬が20%~25%、宝くじが50%以上。また、パチンコでも7~10%のハウスエッジが設けられています。
一方でヨーロピアンルーレットのハウスエッジは2.8%、アメリカンルーレットのハウスエッジは5.4%です。これを見る限り、ルーレットに設けられているハウスエッジはかなり良心的であると言えます。
ルーレットで勝つ確率
ここまでは、オンラインカジノのルーレットにおけるハウスエッジについてと、ほかのギャンブルと比較してルーレットのハウスエッジが良心的であることをご紹介しました。
続いてこの項目では、ルーレットで勝つ確率についてご紹介します。
アウトサイドベットの当たる確率と配当
それではまず、アウトサイドベットの当たる確率と配当をご紹介します。なお、ここで紹介するのはすべてヨーロピアンルーレットでの確率です。
赤・黒、偶数・奇数(ODD/EVEN)、ハイロー
赤・黒、偶数・奇数(ODD/EVEN)、ハイローの確率はすべて同じで、約48.6%です。賭け金×1倍の配当がもらえます。ベット方法のなかでは確率が一番高く、かつオードドックスな賭け方です。
コラムベット
コラムベットは横3列から1列を選んで賭ける方法で、確率は約32.4%です。的中すると賭け金×2倍の配当がもらえます。
ダズンベット
ダズンベットは、3つのグループのうち1つを選んで賭ける方法です。こちらはコラムベット同様に確率は約32.4%で、的中すると賭け金×2倍の配当がもらえます。
インサイドベットの当たる確率
続いてインサイドベットの当たる確率と配当をご紹介します。なお、ここで紹介するのはすべてヨーロピアンルーレットでの確率です。
ストレートベット(シングルナンバー)
ストレートは、37ある数字のうち1つを選んで賭ける方法です。当たる確率は約2.7%とかなり低いものの、仮に的中すれば35倍もの配当がもらえます。
スプリットベット
スプリットベットは、2つの数字を跨ぐ形でベットする方法です。当たる確率は約5.4%で、的中すれば17倍の配当が受け取れます。
ストリートベット
ストリートベットは、12ある縦の列から1列を選んで賭ける方法です。当たる確率は約8.1%で、的中すれば11倍の配当が受け取れます。
コーナーベット
コーナーベットは、4つの数字を跨ぐ形でベットする方法です。当たる確率は約10.8%で、的中すれば8倍の配当が受け取れます。
ルーレットの確率を利用した必勝法
ここでは、チップの賭け方を組み合わせたルーレットの必勝法についてご紹介します。
【ほぼはずれの無し】94.5%の確率で当たる『ベアビック法』
ベアビック法とはダズンベットもしくはコラムベットにある3つの区分けのうち2つを選んで賭け、さらに選ばなかった区分け+「0」の13ある数字のうち11を選んでストレートベットするという方法です。
94.5%という高確率で的中する一方、仮に外れた時の損失額が大きいというデメリットもあります。
【ルーレットで有効】賭け金を倍々で増やす『ココモ法』
ココモ法とは、勝率1/3で配当が3倍になるコラムベットもしくはダズンベットで賭けを行い、負ける毎に掛け金を増やしていくという方法です。
急激に賭け金が増えず、一度の勝ちで損失額が回収できるというメリットがあります。
【4等分の配置】円盤を分けて賭ける『シフトベット法』
シフトベットは、ホイールを4つのエリアに区切り、1つのエリアを選んでエリアのポケットすべてにベットを行うという方法です。任意の場所を定めて狙い撃ちを行います。
的中すると36倍という大きな配当が受け取れます。
⇒シフトベット法の詳しい解説も掲載されているルーレット必勝法の記事はこちら
ルーレットの確率論を考慮した3つの戦略
最後に、ルーレットの確率論から導き出した3つの戦略の解説を行います。
確率論で考えればヨーロピアンルーレット一択
ヨーロピアンルーレットは0~36の37ある数字からポケットに入る数字を選択するのに対し、アメリカンルーレットではさらに「00」を加えた38ある数字からポケットに入る数字を選択します。
ポケットが1つ少ない分、必然的にアメリカンルーレットよりもヨーロピアンルーレットの方が当たる確率が高くなります。そのため、ルーレットで遊ぶ場合はヨーロピアンルーレットを選びましょう。
予算と引き際をあらかじめ決めておく
ルーレットに関わらず、ギャンブルはのめり込み過ぎると非常に危険です。特に負けが込んでしまうと、その負けを取り返そうと更に賭け金を増やし、結果としてもっと負けてしまうという悪循環に陥ってしまうことも少なくありません。
そのため、あらかじめ予算と引き際を決めておくことが重要です。これだけ利益が出たらやめる、もしくはこれだけ負けたらやめるという基準を設けておくことで、悪循環に陥ることなく切り上げられます。
⇒ルーレットで大損しないための必勝法『ハーフストップ法』の詳細はこちら
確率はあくまで目安であることを認識する
前の項目で、ヨーロピアンルーレットにおけるハイローの確率が約48.6%であることをご紹介しましたが、これは大数の法則によって導かれた確率です。大数の法則とは試行回数を増やせば増やすほど、その確率に近づいていくことを指します。
つまり確率とは長期的にゲームを行う際に目安となるものであり、確実にその確率通りにゲームが進むとは言い切れないということです。
まとめ〜ルーレットで遊ぶならベラジョンカジノがおすすめ〜
ルーレットに関わらず、ギャンブルにはハウスエッジが設けられています。これは運営や管理の観点からなくてはならないものです。しかし、カジノにおけるハウスエッジは、他のギャンブルと比較すると非常に良心的であると言えます。
また、ルーレットにはコツコツ利益を伸ばせるモノからハイリスクハイリターンなモノまでさまざまな賭け方が用意されており、賭け方を組み合わせた攻略法も確立されています。
確率論を考慮した3つの戦略も念頭に置きつつ、ぜひルーレットで遊んでみてください。
1分でわかるこの記事で紹介したポイント
✅ハウスエッジは運営上必要なモノである
✅ルーレットにはアウトサイドとインサイドと2つのベット方法が用意されている
✅ルーレットでは複数の賭け方を組み合わせた攻略法が確立されている
✅ルーレットで遊ぶ際には予算を決め、確率は目安であると認識することが大切